株式投資用語
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ゴールデンクロス
過去のある一定期間の平均株価をグラフにして 売買のタイミングを計るものを「移動平均線」と言う。 平均する期間は 短期(5日、25日)、中期(75日、100日)、長期(200日)があり、 期間が長いほど確実性が高いとされているため、 中長期的な相場の流れや転換点を判断するのに適している。 短期線・中期線・長期線を交差させて、 交差の状態から株価の動きを判断する方法も取られる。 株価が上昇に転じるときは 短期線・中期線・長期線の順に上昇していきますが、 このとき中期線が長期線 よりも上に突き抜けることを「ゴールデンクロス」といい、 相場が強気に上昇する信号とされている。 逆に中期線が長期線を下に突き抜けた場合は 「デッドクロス」と呼ばれ、相場が下降する信号となる。 同じような現象が短期線と中期線の間で起こることをそれぞれ 「ミニゴールデンクロス」「ミニデッドクロス」と呼ぶ。
公的年金制度(こうてきねんきんせいど)
働ける状態の時に得たお金を、 老後のために蓄えておこうというもので、 これを社会的なシステムとしたのが「年金制度」である。 この年金制度のうち、 政府が行っているものを「公的年金制度」と呼んでいる。
固定負債(こていふさい)
固定負債は、1年以上経過した後に支払いが発生する負債のこと。 長期借入金、社債などのほかに、1年以上先に支払われる見込みの退職給付引当金なども、固定負債になる。
固定資産(こていしさん)
貸借対照表の資産は、流動資産と固定資産に分けて計上する。 固定資産は、1年以上の長期にわたって使用される資産のことで、会社の営業活動の基盤になるもの。 これ自体は、販売を目的とはしていない。 この固定資産は、有形固定資産、無形固定資産、投資等の3つに分けて、貸借対照表に計上される。
小型株(こがたかぶ)
時価総額や流動性、発行済株式数などをもとにした株式の区分のことである。 小型株は浮動株が少ないため比較的値動きが大きく、短期の投資向き。 ⇔「大型株」
小戻す(こもどす)
ある水準から下がっていた相場が反発して、元の水準まで回復することを「戻す」と言い、元の水準までは戻らず、小幅に回復した状態のことは「小戻す」と言う。
後場(ごば)
株式市場が開いている営業時間のことである。 「立ち会い」とも言う。 平日の立ち会いは午前と午後に分かれており、それぞれ「前場」(午前9時〜午前11時)、「後場」(午後O時30分〜午後3時)と呼ばれている。
公開価格(こうかいかかく)
株式を上場する場合、公募や大株主による売り出しによって行われる。 このときの募集の値段が「公開価格」と呼ばれている。 公開価格は企業の財務内容や、同業他社との株価比較、投資家の需要などを検討したうえで決定される。
公開企業(こうかいきぎょう)
株式公開している企業のことである。
公開株(こうかいかぶ)
公開された株式のことである。