株式投資用語
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ヘッジファンド
アメリカで生まれた、金融機関や少数の大口投資 家から出資を受けて運営される投資のための私的な機関のこと。運用にあたる本人も出資するのが一般的である。 デリバティブを多用して投機的な運用を行い、高 い収益を上げることを目的としている。運用実績 の報告以外に規制がないため、実態の把握が困難であり、また、取引の規模も大きいため、投資に失敗し たり破綻した際には巨額の損失が出たり、市場その ものに混乱を与えかねないという懸念もある。
ヘラクレス
2000年6月に大阪証券取引所に新たな証券市場としてナスダックージャパンが開設された。 ヘラクレスは、アメリカの全米証券協会(NASD)と日本のソフトバンクが創設した、新興企業向けの市場でした。 NASDはアメリカで店頭市場・NASDAQを運営しており、そのノウハウを取り入れて日本にも同様の新市場を作ろうとした。 しかし、ベンチャー企業を対象とした新しい市場として関心を集めたものの、2001年にはITバブルが崩壊し、多くの上場企業が経営難に陥った。 このような事態を背景に、2002年には米ナスダックが提携を解消しその後、大証が経営する市場として再スタートすることとなった。 これが「ヘラクレス」となる。 ベンチャー企業を対象としているため、上場のための審査を素早く行い、短期間で上場できるよう配慮されている。
弁済期限(べんさいきげん)
信用取引において、証券会社から借りた買付資金や証券会社から借りた売付け株券を返済する期限を 「弁済期限」と言う。 制度信用取引の場合は6ヵ月、一般信用取引の場合は顧客と証券会社が自由に定めることができる。