株式投資用語
ふ
プライベートエクイティファンド
未公開株を買収の対象とするバイアウトファンド のことである。 (「バイアウトファンド」参照)
ファンド
ファンドとは、投資家から集められた資金(基金)のことを指し、 投資ファンドは、投資を目的とした基金のことを言う。 委託された運用会社が運用を行い、 出資者に対して利益を出資額に応じて還元する。
プロキシーファイト
買収を仕掛ける側が株主総会において、会社提案と異なる株主提案を行い、経営陣との間で議決権の獲得を争うことを指す。 両者ともに議決権行使のための委任状を株主から得ようとするため、激しい委任状の争奪戦が展開されることになるが多い。
分離型(ぶんりがた)
ワラント債(「ワラント債」参照)には、社債の部分と新株引受権の部分を一緒にして売買する「非分離型」と、社債の部分 と新株引受権の部分を別々にして売買する「分離型」がある。 「分離型」の場合は、社債の部分と新株引受権の部分は、別の有価証券として処理が行われる。 つまり、売買には、 ①ワラント債として売る ②社債の部分だけ売る ③ワラント(新株予約権)の部分だけ売ると、3種類の方法が存在することになる。 ただし、ワラントには権利を行使する期間、価格が決められている。
プレミアム
株式や債券などを、特定の期日までにあらかじめ 設定した価格で売買する「権利」を取引することを 指すことである。 売買の価格は市場価格に左右されることはない。 買う権利を「コール・オプション」、売る権 利を「プット・オプション」と言い、あらかじめ設 定した価格のことを「権利行使価格」と言う。 また、権利を買う際に支払う料金を「オプション料 (またはプレミアム)」と呼ぶ。 期日が来た際に買い手には、そのときの価格に よって、権利を行使するか、転売するか、放棄する という選択肢がある。 仮に予想がはずれ株価が 下がったとしても、権利を放棄すれば損失はオプション料のみとなる。 一方売り手は、予想が当たればオプション料を手 にすることができるが、はずれた場合でも価格に 関係なく権利行使に応じなければならず、大きな損 失が出る可能性がある。 現在上場されている株式オプションには、東京証 券取引所の「TOPIXオプション」や大阪証券取 引所の「日経平均オプション」、東証と大証の「個 別株オプション」などがある。
プット・オプション
株式や債券などを、特定の期日までにあらかじめ 設定した価格で売買する「権利」を取引することである。 売買の価格は市場価格に左右されることはない。 買う権利を「コール・オプション」、売る権 利を「プット・オプション」と言い、あらかじめ設 定した価格のことを「権利行使価格」と言う。 また、権利を買う際に支払う料金を「オプション料 (またはプレミアム)」と呼ぶ。 期日が来た際に買い手には、そのときの価格に よって、権利を行使するか、転売するか、放棄する という選択肢がある。仮に予想がはずれ株価が 下がったとしても、権利を放棄すれば損失はオプション料のみとなる。 一方売り手は、予想が当たればオプション料を手 にすることができるが、はずれた場合でも価格に 関係なく権利行使に応じなければならず、大きな損 失が出る可能性がある。 現在上場されている株式オプションには、東京証 券取引所の「TOPIXオプション」や大阪証券取 引所の「日経平均オプション」、東証と大証の「個 別株オプション」などがある。
分配金(ぶんぱいきん)
投資信託の配当金のことである。 投資信託の収益は、株式の配当や公社債の利子から生ずるインカム・ゲイン、 有価証券の売買損益(キャピタル・ゲイン)によって生み出され、 決算の際に投資家に分配されることになる。
ファンド(信託財産)
複数の投資家から資金を集めて、投資の専門家が有 価証券に分散投資してその利益を投資家に投資額に 応じて分配するものを「投資信託(投信)」と言う。 集められた資金は「ファンド(信託財産)」と呼 ばれ、投資信託委託会社が運用を行う。 リスクは投資家が負い、元本保証はない。 信託財産 の管理は信託銀行が行い、投資信託の販売・換金は 証券会社や金融機関などが行う。 投資信託のメリットは巨額の資金が集まるため多 様な運用が可能な点にあり、株式を始め、国債、公 社債、転換社債などに分散投資することでリスクの 軽減を図れる。 運用状況に関しては「運用報告 書」などによって、投資家に情報が開示される。
プライムレート
「最優遇貸出金利」と訳され、銀行が信用力の高い 優良企業などに貸出しを行う際に適用する金利のことである。 貸出し1年未満の「短期プライムレート」とそれ以上の「長期プライムレート」とに分けられている。 貸出先の信用力によって銀行側はプライムレート に一定の金利を上乗せして貸出しする。
ファンダメンタルズ分析
企業の業績などから株価の動きを分析する方法である。 ⇔「テクニカル分析」