株式投資用語
M
MBO
MBOとはマネジメント・バイアウトの略で、経営陣による買収のことである。自社の子会社や、社内 の一事業部門を買収して独立させ、事業の再編などを行う場合に用いられる手法。 破綻した企業の中で将来性のある事業を残したい場合や、オーナー経営者が経営幹部に事業を継承するような場合に用いられる。 従来から経営に参加し、その事業のことを熟知し ている経営陣によって事業が継承されるというメ リットがあり、買収による社員の不安を最小限に抑えることもできる。 MBOに際しては、経営者は自己資金のほかに、 投資ファンドからの出資や金融機関からの貸し付け によって買収資金を調達するのが普通。事業の継承が前提であることから、通常の買収よりもリスクが低く、事業の収益も安定している場合がほとんどである。 そのため金融機関からの融資も受けやすく、投資ファンドにとっては確実な利益を期待できる買収手法と言える。
M&A
企業の合併(merger)および買収(acquisition)のことである。 合併は複数の企業がひとつになることであり、 買収は株や資産を買い取って他の企業を手中にすることを指している。
MMF
「マネー・マネジメント・ファンド」 短期公社債やコマーシヤルペーパー(短期・無担 保の約束手形)など 国内外の1年未満の短期金融商 品で運用される追加型の公社債投資信託のこと。 証券会社などが販売を行い、投資信託委託会社が運用を行う。 毎日決算が行われ、運用実績に従って利益は全額投資家に分配される。 また分配金は、基本的に毎月末の最終営業日に一括して再投資される。
移動平均収束発散法（いどうへいきんしゅうそくはっさんほう）
「MACD」とも呼ばれるもので、 移動平均線とシグナル線の2本の動きから 売買のタイミングをつかむ方法である。 中期トレント分析に適している。
MACD
「移動平均収束発散法」と呼ばれるもので、 移動平均線とシグナル線の2本の動きから 売買のタイミングをつかむ方法である。 中期トレント分析に適している。
MM銘柄（えむえむめいがら）
4社以上のマーケットメイカーが、ジャスダック証券取引所に対して、マーケットメイカーとして値付けを行う旨を届け出た銘柄で、この銘柄だけがマーケットメイク制度の対象となる。 この銘柄に関しては、マーケットメイカーは売り気配・買い気配などを発表し、気配値によって売買を行う義務が生じる。 「マーケットメイク銘柄」とも言う。
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