金利(きんり)
金利と株価の関係の基本形は、金利が上昇すると株価が下落する、逆に金利が下落すると株価が上昇するというものである。
・身近な例
貯蓄に回せるお金が100万円あったとする。
このお金を、自分の手元で保管しようと考える人は少なく、多くの場合、金融機関への預け入れを考える。
このとき判断の基準となるのは、いかに多くの利息がつくかということである。
当然のことだが、より金利の高い商品を選択することになる。
安全で金利の高い金融商品があれば、あえてリスクのある株に手を出す必要はない、と考えるのが人情であり、逆に金利が低ければ、より高い利率の金融商品=株に目が向くことになる。
このため、低金利のときには株式市場が活況を呈する、というのが基本的な考え方になる。