内部統制(ないぶとうせい)
企業が不正会計や財務報告の不備を防ぐ目的で、
社内の管理体制を整備・確立することを指す。
金融庁の企業会計審議会の定義によれば、「財務
報告の信頼性」「業務の有効性・効率性」「事業活動
に関わる法令等の遵守(コンプライアンス)」「資産
の保全」を達成するために、組織(企業)内のすべ
ての者によって遂行されるプロセスとされており、
これらを達成するための要素として「統制環境」
「リスクの評価と対応」「統制活動」「情報と伝達」
「モニタリング(監視活動)」「IT(情報技術) へ
の対応」があげられている。