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こんにちは、アイキカクの田島です。

 

皆さんは年始に立てた目標は
どのような感じでしょうか。

 

今年は4カ月が経過しました。

 

きっちり見直して
行きましょうね~。

 

【社会保険料という名の税】

 

4月に入り新卒の方は初めてのお給料に
ワクワクなんじゃないですかね~。

 

で、給料明細を見て
??
色々引かれてる~!

って思いませんでしたか?

 

給料明細は紙でもらう会社もあれば、
データでもらう会社もありますが
給与明細の中身にきちんと目を通すの
って大事です。

 

銀行口座に振り込まれる金額だけ見て、
給与明細自体は開封すらしない人って
結構いらっしゃいます。

 

給与明細が重要なのか、
ピンとこない人も多いかもしれませんが
給与明細は、
1カ月分の給与と、
手取り額が書いてあります。

 

その明細には
「自分がもらえるお金」
「自分が支払ったお金」

この情報が記載されています。

 

この、支払ったお金を
しっかりと把握しておくことが
大事なのです。

 

自分の稼いだお金の使い道や
金額は自分で知っておくべきです。

 

特に、社会保険料
実は、年々増加しています。

 

消費税率を上げようとすれば
世の中大騒ぎですが
社会保険料は
しれっと着実に

上がり続けています。

 

現在、社会保険料給与の約15%です。

 

今後も少しずつ

増える見通しとのこと。

 

何で増加傾向なのかというと
自分たちの医療費とは関係ない部分の
高齢者医療への支援金が増えているからです。

 

後期高齢者医療制度というものがあります。

私たちの医療費は通常負担額3割ですが
75歳以上の負担額は1割です。

(現役並み所得者は3割。)

 

お年寄りになると
白内障になったり、足に水が溜まったり
高血圧になったり何かしら、
病院にお世話になるかと思います。

 

よくメディアで日本は高齢化社会と
言われていますが
日本で一番人数が多い世代
戦後生まれのベイビー(団塊の世代)
が、どんどん75歳以上になるので
2025年には医療費がとんでもないことに
なると言われています。

 

将来的には1割負担は
廃止になるんじゃないですかね。

 

お金が無いなら医療を受けるな
みたいな感じになるんですよ、、

 

こんな背景で
今後もしれっと上がってくれます
社会保険ですが
実は、ちょっとした働き方で
支払い額が変わるのです!

 

【残業代】

実は、
社会保険は年収で
決まるわけではありません。

 

社会保険(厚生年金保険料と健康保険料)は
4、5、6月の給料によって
決められているのです。

 

つまりですね~、

4、5、6月に残業頑張っちゃって

残業代が増えた場合
その後の1年間の
厚生年金保険料と健康保険料が
アップするということです。

 

支払いの決め方は
等級制になっています。

 

例えば
厚生年金保険料の場合
標準報酬月額 × 保険料率(28.14%)
と計算します。

 

※介護保険料等は計算に入れておりません。

 

月210000円~230000円 18等級(標準報酬22万円)

月230000円~250000円 19等級(標準報酬24万円)

参考 協会けんぽHP 保険料額表

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/hokenryouritu/r3/ippan/r30213tokyo.pdf

(この表わかりにくいのですが
18等級は229999円までです。)

 

Aさんは月23万円給与でした。

 

等級は19等級
24万円 × 保険料率(28.14%)
=67536円
労使折半なので
実質負担は
33768円の支払いになります。

 

Bさんは、月22万9900円給与でした。

等級は18等級
22万円 × 保険料率(28.14%)
=61908円
労使折半なので
実質負担は

30954円の支払いになります。

 

AさんとBさんで
厚生年金の月の支払いが
2814円変わってきます。

 

年間にすると
約3.3万円の違いが出てきます。

給与がたった100円の差で
こんなにも支払い額が
違うのです!

 

なので4.5.6月だけ残業を増やすのも

よくないですね。

※等級が2つ以上変わると社会保険料は見直しになります。

 

さらに、
給料から支払っていると言えば
「住民税」があります。

社会人1年目の間は住民税の負担はナシです。

 

社会人2年目の人も、
まだ住民税の全額負担ではありません。

 

3年目になると全額負担になります。

 

なので、新卒1年目のときのほうが
手取り額多かった~。

といったことも起こり得ます。

 

住民税も、
自分がいくら負担しているのか把握していれば
ふるさと納税などの活用も検討する必要があります!

 

勤続10年の先輩でさえ
給与明細の項目が
理解できない方が多いのが現実です。

 

給与明細を見なければ
天引きされている金額に気付かず、
何にどれだけ
支払っているのかが把握できません。

 

給与明細にきちんと目を通すと
社会保険料が増加しているなど、
意外な変化に気づくことができます。

 

自分の稼いだお金の使い道は、
自分で知っておく習慣を

ぜひ見につけてくださいね~。

 

それでは、今日も元気で!

 

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■今日の一言■

 

円安が激しいですね。

 

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