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■金融危機で巨額の利益 資産形成テクニック■

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みなさん、こんにちは。

田島です。

 

9月になりました。

 

今年もあと4ケ月を切りました。

 

9月と言えば、世界的な金融危機と不況につながった

「リーマンショック」が起きた月ですね。

 

もう13年も経つんですね。

 

まさか、当時アメリカ第4位の
投資銀行リーマンブラザーズが破綻するなんて
誰も思わなかったです。

 

さて、このリーマンショックですが
たくさんの混乱を起こしました。

 

しかし、逆にこの金融危機を予想して、
大儲けした人もいるんです。

 

皆さんは、「マネー・ショート」という
映画をご存知でしょうか?

 

どんな内容かというと
2008年のリーマンショック!

 

その中で、金融市場の破綻を予測し、
とんでもない額の「売り」を仕掛けて
いくトレーダー達のお話です。
※ちなみに実話をもとにしています。

 

マネー・ショートの
ショートは、株取引の世界では
「空売り」のことを指します。

 

時系列にサブプライムローンの
全貌が明らかにしてあり
経済の仕組み、ファンドの生成など
とても勉強になります!!

 

※空売りがわからない方は
株ゲームで学んでください。
https://okaneno-gakko.jp/course/stock_game

 

「マネー・ショート華麗なる大逆転」
http://www.moneyshort.jp/

 

少しだけ内容を書きますね!

 

この映画の肝が
「CDS(Credit Default Swap)」
クレジッド・デフォルト・スワップ
これは債券の保険です。

 

破綻=デフォルト
されたら大変なので、
債券に保険を掛ける
というものです。

 

簡単にいえば、
企業の倒産保険みたいなものです。

ある企業が倒産した場合に
保険料が支払われる契約で、
契約者は保険料を払います。

 

火災保険や自動車保険などの
損害保険と同じですね。

毎月保険料を支払って、
事故が起きたら
保険料が支払われますよね!

 

リーマンショック以前に、
世界的投資家
ウォーレン・バフェットは、
この「CDS」のことを
「時限爆弾」
「金融大量破壊兵器」と
呼んだことは有名です!

 

誰もサブプライムローン市場が
崩壊するなんて思ってませんから、
金融市場の破綻を予測した
トレーダー達に
各銀行は喜んでCDSを売りました。

映画では、価値が下落した時に、
巨額の保険金が手に入ることを条件として、
CDSの契約を結んでいきます。

 

結果、金融市場が破綻したので
多額の保険金を手にします。

 

ちなみに、CDSという保険ですが
実は、国債にもあります。

 

【国債CDS】

国債とは、国が発行している
債券のことです。

 

国は国を運営するのに
お金が足りないときに
国債を発行して買ってもらいます。

国債は国が発行している借用書
みたいなものです。

 

CDSは債券がデフォルト(債務不履行)した場合の
いわば保険料です。

 

高くなれば、デフォルトの確率が
上がっていると市場がみなしていることを示します。

 

国家破綻のリスクが高くなった!

というときに、
端的に破綻リスクの
高まりを表すといわれるのが
「国債CDS」です。

 

国債CDSは
国債の信用力が低下して
利回りが上がると
国債CDSの価格は上昇します。

 

つまり、国債CDSをみれば
この国家やばい?
っていうのが判断できます。

 

ちなみに、
国家のデフォルト、
金融危機、
こういった、出来事を
事前に分析予測をして
CDSを活用して利益を上げた方は
多く存在します。

 

例えば、ルイ・ギャルゴア氏。

2010年当時、ルイ・ギャルゴア氏は
ロンドンのヘッジファンドの代表者で
ギリシャ国債、イタリア国債の
「国債CDS」を購入しました。

 

その後、ギリシャ危機で
ギリシャ国債CDSの価格
が上昇してルイ・ギャルゴア氏は
巨額の利益を得ました。

 

国債の暴落に便乗して
国債CDSを売買して利益を出せるなら
わたしも国債CDSを買いたい!

と思う方も
いるかと思いますが、

残念ながら
個人では国債CDSの
購入は出来ません。

 

国債CDSは取引金額が高額なため、
通常は金融機関や
ヘッジファンドが買う
金融商品になっています。

 

ただ、暴落や破綻に便乗して
利益をだすのは
なんか複雑ですね。

国家破綻や金融危機
が起こると、
失業者の増加
そして貧困に繋がります。

 

実際に上記は金融が悪のように
言われている
原因の一つになっています。

 

私は、資産運用は悪ではなく
人が豊かになるための手段だと
思っています。

 

イメージで判断するのではなく
正しく判断できるようになるには
その対象を勉強して理解する
必要がありますね。

 

ちなみにマネー・ショートは
ブラットピットが出てるので
ブラピと投資好きには
楽しい映画だと思います!

 

また、マネー・ショートの主人公の
モデルになったマイケル・バーリ氏は、
今は自身でファンドを立ち上げ

投資をしているようです。

 

また、勉強会でお会いしましょう。

 

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