■言葉による意思決定 資産形成テクニック■＿
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みなさん、こんにちは。
田島です。
6月に入り梅雨のシーズンです。
天気が悪いとやる気が出なくなる方や
憂鬱になる人は多いかと思います。
人間は不思議なことに
論理的には理解しても
実際には感情がジャマをして
おかしな判断をすることがあります。
この感情や心理は
投資だけではなく
日常の様々な
箇所で発揮します。
【フレーミング効果】
様々なシーンで
感情や心理が影響する
面白い話があります。
会社の社長が
「給料の２割を毎月貯金しなさい」
と言った。
従業員は「それは無理です」
と答えました。
「この給料の８割で生活してみなさい」
と言われると
「やってみます」と答えました。
結局言っている事は一緒ですが
質問や問題の提示の方法によって、
受ける印象が異なることが
なんとなくわかりますでしょうか？
フレーミング効果とは、
物事のどの部分を基準とするか、
数字データなどの見せ方を変える事で、
その物事に対する判断を
変えてしまうという事を立証した理論です。
人は思い込みにより
事実を正確に捉えて
いないことがあります。
「給料の２割を貯金するなんて比率が多すぎる！」
という、思い込みや感情で
「できません」
という判断をしてしまいがちです。
貯金ができない人や
資産が作れない人も
実は、このような思考や感情にはまっている
ケースがあります。
また、投資を行おうとする方は
「投資で資産を作れる」
という考え方を基に行動を行います。
逆に投資を行わない方は
「投資はギャンブルだ」
「自分には向かない」
との思い込みから投資を避けます。
では、以下の例では、いかがでしょうか？
Ａ あなたが買っている株は50％の確率で値上がりする。
Ｂ あなたが買っている株は50％の確率で値下がりする。
上記を聞いてどう思いましたか？
言っていることはどちらも同じです。
さらに言うとそもそも株が上がるか下がるかは
詳細な分析をした結果でないのであれば
50％の確率で上下するのが当たり前です。
資産を作れる方と作れないか方
の差はここにあります。
人は判断をするときに自分の思考や
直感等を基に決定しています。
当然、正しい知識がなければ
正しい判断は出来ません。
しかし、正しい知識を知っていれば
正しい判断ができるかと言えば、
そうではありません。
不安でリスクばかり考えるようになり
他の可能性などを考え出したら
逃げ腰になるときもあります。
結局その解決方法は、一つだけなのです。
それは、インプットとアウトプットを
繰り返しながら成長していくしか道はありません。
また、勉強会で会いましょう。
━━━今日の一言━━━
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