金持ち父さん貧乏父さんの解説~ロバートキヨサキ言いたかった4つのことを徹底解説
『金持ち父さん貧乏父さん』は世界中で
約3000万部、日本でも300万部以上売れた
ベストセラー本です。
お金について勉強しようと思っている方やビジネスマンの方は、一度は聞いたことがあるタイトルではないでしょうか。
金持ち父さん貧乏父さんを読んで投資を実践した方や勉強しようと行動をおこした方は多く、投資家の入門本と言える本です。
そのためお金について勉強したい方にはぜひ読んでいただきたい本なのですが、
- 「金持ち父さん貧乏父さんを読む時間がない!」
- 「早く内容が知りたい!」
- 「シリーズや様々な本がありすぎてどれが元の内容かわからない!」
と思って中々読めずにいる方もいらっしゃると思います。
そこで、金持ち父さん貧乏父さんについて、私なりの見解で抽出したことについて解説していきます。
私の知人の中にもこの本を読んで、実践し、お金持ちになり人生を変えた方がいます。ぜひ本記事をきっかけに金持ち父さん貧乏父さんのことを理解してください。
金持ち父さん貧乏父さんの本を読んで著者のロバートキヨサキに会い、ビジネスや資産運用を実践して自分の人生を変えた私が様々な噂が飛び交う本書に関しまして、本記事で解説いたします。
【引用・参考文献】
「金持ち父さん貧乏父さん 」 著者 ロバート・キヨサキ/シャロン・レクター 発行人 菊池明朗 発行所 株式会社 筑摩書房 発行年 2000年1月15日 初版第1刷発行 2001年6月25日
Contents
「金持ち父さん貧乏父さん」とは?ロバートキヨサキが書いたお金持ちになるためのノウハウ本
金持ち父さん貧乏父さんとは、「ラットレース」から抜け出し、経済的自由を得るための考え方やノウハウが書かれている本です。
簡単に言うと、お金持ちになるための考え方・マインドが書かれている本と言っていいでしょう。
金持ち父さん貧乏父さんの4つのポイント:ここだけ抑えたら大丈夫
本では下記のことが書かれています。ひとつずつ投資家FPの著者が解説をいたします。
「ここを抑えたら大丈夫!」という部分を抽出しておりますので、ぜひ大事なポイントとして抑えておいてください。
2.ラットレースから抜け出すためにはファイナンシャルインテリジェンスを身に着けなさい
3.ファイナンシャルインテリジェンスを身につけるために、キャッシュフローゲームを行いなさい
4.一歩を踏み出せ
「お金の奴隷にならないために、ラットレースから抜けろ!」が一番言いたいこと
「ラットレースを抜けろ」は金持ち父さんの一番伝えたいことです。
お金の奴隷とは、お金のために働く状態のことです。
金持ち父さんは、多くの人がお金のために働いており、その結果望む人生を手に入れていないと言っています。
なので金持ち父さんはラットレースを抜けろと言ってます。
具体的に自分の人生を手に入れるためには、「自分の人生を自分でコントロールすること」と言っています。
そのためには、ファイナンシャルインテリジェンスを身に着けること。
ファイナンシャルインテリジェンスとは、簡単に言うと「お金の知性・知識」のことです。
「ラットレース」を抜けるためにはファイナンシャルインテリジェンスが必要であるとされています。
金持ち父さん貧乏父さんの中では、二人の男性が登場します。
一人は友達のお父さん「金持ち父さん」、そしてもう一人のお父さんが「貧乏父さん」です。
実の父親の貧乏父さんは、痩せていて学歴があり高収入を得ていますが、いつも時間がなく家のローンとクレジットカードの支払いに追われています。
対照的な2人のお父さんですが、なぜ友達の金持ち父さんになれたのでしょうか?
それは、「ファイナンシャルインテリジェンス」を身に付けているからです。
ファイナンシャルインテリジェンスを身につけるために、キャッシュフローゲームを行いなさい
※出典 マイクロマガジン社 キャッシュフロー101(キャッシュフローゲーム日本語版)
キャッシュフローゲームとは、サラリーマンや自営業の方がお金持ちになりラットレースを抜けるまでを体験学習することが出来るボードゲームです。
キャッシュフローゲームを通して、「ファイナンシャルインテリジェンス」と「ファイナンシャルリテラシー」を身につけることが出来ます。
ロバートキヨサキは、キャッシュフローゲームを毎月することをすすめております。
理由は、キャッシュフローゲームによって「ファイナンシャルインテリジェンス」と「ファイナンシャルリテラシー」を身に付けなければ現実でもラットレースは抜けられないからです。
要は、お金の正しい考え方と投資家目線での財政の読み書きが必要ということです。
金持ち父さんは、本を読んだだけでは「ファイナンシャルインテリジェンス」と「ファイナンシャルリテラシー」は身に付かないため、キャッシュフローゲームを何度もプレイしなさいと言っています。
キャッシュフローゲームゲームで実際に損益計算書とバランスシートの記入を何度も行うことで「ファイナンシャルインテリジェンス」と「ファイナンシャルリテラシー」を身に付ければ現実でも応用することが可能です。
また、毎月行う理由ですが「ファイナンシャルインテリジェンス」と「ファイナンシャルリテラシー」を身に付けるのには時間がかかることや時間が経過すると人は周りの環境に負けてラットレースを抜けることを諦めるのを防ぐためです。
実際に、繰り返しゲームをすることで「ファイナンシャルリテラシー」が身に付きます。
私は実際に10年以上キャッシュフローゲームを毎月行い、数百回プレイしております。
最初は無知で、「不労所得を得たり、会社を経営することなんか出来ないだろう」と思っていましたが、
「キャッシュフローゲームを行い」「ファイナンシャルインテリジェンス」を高めたら不労所得を得ることができるようになっていました。
ちなみにキャッシュフローゲームはアプリでもございますが、アプリはおすすめしておりません。
アプリをおすすめできない理由は、キャッシュフローゲームに関する正しい考え方を教える人が側にいないからです。
キャッシュフローゲームは、正しい考え方を教える人がその場にいて直接教えることで始めて意味のあるゲームができます。
また、アプリは
- 他プレイヤー(投資家)との交流、エラー・トラブルが多い
- ゲームルールの詳しい解説がない
- 本来のキャッシュフローゲームの機能が制限されている
弊社も毎月、キャッシュフローゲームを主催しております。
10年以上開催してきましたが、今までに何人もの方がラットレースを抜けるのを見てきました。
キャッシュフローゲームの詳細は下記に記載してますのでよければ見てください。
※勉強会で商品の勧誘はございませんのでご安心ください。
また、コロナウイルス対策を行っております。
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「一歩を踏み出せ」
金持ち父さん貧乏父さんは、行動することを推奨してます。
なぜなら、本を読むだけでは人生は変わりませんが、行動で人生は変わるからです。
なので、金持ち父さんは行動を阻害する障害を乗り越えることを話しています。
人は、お金を失うことによる恐怖があるのでなかなか投資や起業などの行動が出来ません。
また、新しいことをするのには必ず不安があります。
さらに、忙しいことを理由についつい投資の勉強を後回しにして、そのまま何もせず時間が過ぎて将来後悔をします。
なぜなら、本記事を書いている私自身も10年以上前に参加したキャッシュフローゲームに参加したことが人生を変えるキッカケになったからです。
金持ち父さん貧乏父さんのよくある質問
金持ち父さん貧乏父さんに関して、今までセミナーや勉強会で様々な質問を受けてきました。
また、ネットを検索すると、様々な憶測や噂が飛び交っているのを見かけます。
これらの疑問に答えるべく、本章では金持ち父さん貧乏父さんにまつわる様々な噂・疑問の答えを私の知見からお答えします。
金持ち父さん貧乏父さんは実話?一部実話の要素がある
金持ち父さん貧乏父さんの本の内容は実話ではないと著者のロバートキヨサキは言っておりますが、金持ち父さんは存在すると言っております。
ロバートキヨサキが金持ち父さんのモデルとなった方本人から言われて実名は伏せているようです。
ネットワークビジネスの勧誘目的でよく使われてるのはなぜ?勧誘しやすくなる知識が入っているため
金持ち父さん貧乏父さんの本や本ですすめているキャッシュフローゲームはよくネットワークビジネスの勧誘にも使われるためイメージの悪い方やインターネットでの評判が悪く書かれていることもあります。
なぜ、この本やキャッシュフローゲームがネットワークビジネスの勧誘に使われるのかというと、本の内容で
- 経済的自由
- 不労所得
ネットワークビジネスに誘う常套手段として、飲み会や街コン、ナンパや友達の紹介等で出会った方から「すごい人がいるから紹介するよ」と言われ成功していると言われている人を紹介されることがあります。
そのプロセスのどこかで本やキャッシュフローゲームを紹介されることが多いです。
なので、「金持ち父さん貧乏父さんてやばい本なんじゃない?」と思われる方もおられますが、そんなことはありません。
ネットワークビジネスの良し悪しは別として、この本の内容自体は、どうやったらお金持ちになれるかと言う考え方や方法が書かれているもので悪い本ではないです。
むしろ私はこの本を読んでお金持ちへの第一歩を踏み出して、今は働かなくても生活ができるようになったため良い本だと思っていますし、みんなが読んで実践をした方が良い未来を掴めると考えています。
なぜ、ロバートキヨサキは金持ち父さん貧乏父さんを書いたの?キャッシュフローゲームを流行らせるため
著者のロバートキヨサキは、金持ち父さん貧乏父さんを書いた理由について、「キャッシュフローゲームを販売してプレイしてもらうため」と説明しています。
自身の開発した商品を広告するために金持ち父さん貧乏父さんを書いたということですね。
本を読んで、キャッシュフローゲームを販売した方が実際にお金持ちになりその人が本とゲームを推奨すればまた他の方が購入するという流れです。
これは、実現すれば全員がプラスになる仕組みで画期的と言えますし、これがビジネスの本質です。
そして、ロバートキヨサキはファイナンシャルリテラシー(お金の読み書きの能力)を身に付けるためにキャッシュフローゲームを毎月行うことを推奨しております。
著者のロバートキヨサキは、お金持ちになり経済的自由を得ることをすすめています。
そして、ロバートキヨサキ自身も様々なビジネスを行い47歳で経済的自由得てセミリタイアしました。
日本でも金持ち父さん貧乏父さんの考え方は実現可能か?実現可能
金持ち父さん貧乏父さんはその後に書かれた本で出版から20年以上経過してます。
20年以上前の本ですが、私の知人も数年前にこの本を読んで多くの方がセミリタイアしたので、この本の考え方は現在の日本でも十分再現ができると言えます。
金持ち父さん貧乏父さん自体がアメリカで書かれた本なので多少日本とはルールが違うところがありますが基本的な考え方は変わりません。
【金持ち父さん貧乏父さんは原作をしっかり読むのが一番良い】
今では、金持ち父さん貧乏父さんの本の内容がYouTubeやネットで要約されて解説されているのを多数みかけます。
しかし、私はYouTube やネットでのレポートを読むのではなく本で読まれる事を推奨しております。
なぜなら、 YouTube やネットの要約はどうしても内容を省略してしまうため非常に重要な具体例が抜けてしまうことや、話す人や要約をする人によって内容が変わってしまうからです。
この本の最大の特徴とも言ってもよい貴重な具体例が省略されている要約を見ても意味がなく理解している気になってしまいます。
人は具体例で深い納得をしているからこそ、その後行動(アウトプット)をするのです。
要約は表面上だけであり、あなたを行動に導かないためお金持ちへはなれません。
今回、本記事で私なりにご紹介しましたが、あくまで『金持ち父さん貧乏父さんを読むきっかけ』として本記事を捉えていただけたら幸いです。
私も何千人も本を読んだ方とお会いしていますが、実際に本を読んでいる人と、YouTubeやネットの要約だけで内容を知っている方では理解度やモチベーションに差があると感じています。
本を読んでいる方の方が実際に行動に移して資産を築いている方が多いです。
まとめ:金持ち父さん貧乏父さんの言うことを実践していこう
金持ち父さん貧乏父さんは、「お金のために働くことから解放されるための考え方を知れる」ための本です。
お金のために働くことから解放されるためには、金持ち父さん貧乏父さんが言いたかった下記の4つを意識し、実践していくことが大切です。
2.ラットレースから抜け出すために、ファイナンシャルインテリジェンスを身に着けよう
3.ファイナンシャルインテリジェンスを身につけるために、キャッシュフローゲームを毎月しよう
4.一歩を踏み出そう
実際に上記4ステップを踏もうと思う方は、ぜひきちんと金持ち父さん貧乏父さんを読んでみてください。
その上で、キャッシュフローゲームを毎月実践していただけたらきっとファイナンシャルインテリジェンスとファイナンシャルリテラシーが身につきます。
弊社では10年以上キャッシュフローゲームを行っていて、下記に概要が記載されておりますので良ければ拝見されてご参加をご検討ください。
※勧誘はありませんし、ネットワークビジネスは行っておりません。
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【引用・参考文献】
「金持ち父さん貧乏父さん 」 著者 ロバート・キヨサキ/シャロン・レクター 発行人 菊池明朗 発行所 株式会社 筑摩書房 発行年 2000年1月15日 初版第1刷発行 2001年6月25日