建設仮勘定(けんせつかりかんじょう)

会計の資産の種類の一つである。

有形固定資産の長期にわたる建設工事について材料費、労務費等各種の支出を記入する仮勘定で、有形固定資産に属する。

その工事が完了すれば、これを建物・構築物等、当該有形固定資産勘定へ振り替えて整理し、その財産の取得原価とする。

この勘定の残高は、建設工事の工事に係る原価または費用の合計額を示す。

勘定の振替までは、減価償却は行われない。