■家賃が上がる 資産形成テクニック■
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みなさん、こんにちは。
田島です。
コロナが明けてから
色々なモノの値段が上がってきています。
日用品から食料品、
電気代やガソリン代まで
私たちの身の回りのモノの値段が
どんどん上がっていっています。
そんな中、
誰にでもなくてはならないモノの値段が
どんどん上昇していっています。
それは、
【家賃の上昇】
です。
コロナ後のここ2年間だけでも
東京23区内での平均家賃が
単身者向きマンション(～30m2)で
約4,000円値上がりして
91,509円に
カップル向け(30～50m2)で
約1万5000円値上がりして
145,334円に
ファミリー向け(50～70m2)で
約3万円値上がりして
222,416円に
なっているんです。
※家賃金額はアットホームより引用
https://athome-inc.jp/news/data/market/chintai-yachin-202401/
https://athome-inc.jp/news/data/market/chintai-yachin-202201/
ここにきて家賃が大幅に上がってきています。
また、東京圏以外の都市でも、
札幌、仙台、名古屋、大阪圏（京都、神戸含む）、福岡等の
大都市も軒並み家賃が上がっています。
では、どうしてこのようになったのでしょうか？
遡ると不動産価格の高騰に同じ要因を見ることができます。
そもそも、
不動産価格は何故今
高騰しているのでしょうか
諸説ありますが
インフレや円安により
資材の価格が高騰し、
以前に比べ1.5倍ほどになっていたり
建設における職人が減り
人材不足に陥っていたり
都内の土地が無いことも
昔からではありますが
上昇要因でしょう。
そう言った要因が絡み合って
今の不動産価格高騰を
生み出していると言われています。
そこで持ち家を買えなくなった層が
賃貸で住むことを決め
賃貸需要が高まっていたり
エアコンなどの設備費用も
物価高の影響で上がっていたり
他にも修繕費用も
物価高・人手不足で上がっていたり
大家にとっては
固定資産税の増額も痛手になります。
そう言った要因で
家賃相場が上昇しています。
とは言っても、
家賃が上がると住んでる側としては
たまったものではありません。
では、対抗する術はないのでしょうか？
実は、
大家さんから家賃増額の知らせを受けたとしても
必ず上げなければならないわけではありません。
【借地借家法】
という法律では
賃貸の借り手は貸し手よりも
強いという関係にあり、
家賃は上げるにしても
下げるにしても両者の合意が必要です。
そのため、家賃増額の知らせが来たとしても
拒むこともできるわけです。
ただ、大家さんにも事情はあります。
大家さんが家賃の値上げを交渉できるのは
正当な事由がある場合となります。
先ほどの固定資産税の増額や
維持費の増加、周辺家賃相場の上昇も
正当な事由に当たります。
そのため、大家さんも家賃を増額しないと
厳しい状況にある場合が多いんですね。
逆に言えば不動産投資家の方は
このような正当事由があれば
入居者の方へ家賃の増額交渉をすることができます。
あまり知られていませんが
実はこの逆も可能なんです。
借主から貸主へ
家賃の減額を交渉することもできます。
もちろん、この場合も、
周辺家賃相場が著しく安くなっているなど
正当な事由が必要となります。
例えば長年住んでいた賃貸物件。
良く調べたら周りの家賃よりも
今払っている家賃の方が高い。
長く住んでいるとそういう状況もあるかと思います。
こういった正当な事由がある場合は
借主の方から家賃の減額を交渉することもできるんですね。
ただ、いくら借主である入居者の方が
法律的に強い立場にいるからと言っても、
一方的な決定ではなく
お互いにとって1番良い落とし所を見つけられると良いですね。
余談ですが、
物件価格、家賃の高騰で
今の不動産投資はどうなんだろう？
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
これは私の意見ですが、
徐々にインフレに動いて行っていますので
家賃も物件価格も更に上がっていく可能性が
あると感じています。
貸し手としても、
借り手としても、
できることを大きく活用させていきたいですね。
これからの状況における
不動産投資の勉強会も検討しています。
また、勉強会でお会いしましょう。
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