■ノーブル賞の賞金 資産形成テクニック■
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みなさん、こんにちは。
田島です。
先月ノーベル賞が発表されました。
今年は日本人の受賞者はおりませんでした。
ちなみに2021年は日本出身者の真鍋淑郎氏が
受賞しました。
真鍋氏はノーベル賞受賞後の記者会見で
「日本に戻りたくない理由は、
周囲に同調して生きる能力がないからです。」
と言った発言が印象的で、話題になりました。
日本は他人の目を気にしますからね。
私は
「日本に生まれて育って良かった。」
と感謝していますし、
これからも日本で暮らしていきたいですね。
また、ノーベル賞受賞者には
ノーベル財団から多額の賞金が贈られます。
2023年の賞金額は
1,100万スウェーデン・クローナ
(約1億5,000万円)
です。
しかし、そんなに多額の資金って
どこからでているのでしょうか?
【ノーベル財団の運営費】
ノーベル賞とは
ダイナマイトを発明し
世界中に普及させた
アルフレッド・ノーベルさん
の死後の遺言によって
はじまりました。
ダイナマイトは
鉄道、トンネル、地下鉄
運河、土木など
世界のインフラ建設拡大に
大きな貢献をしました。
そして、ノーベルは世界各地に
ダイナマイト工場を建設し
普及、拡販に力を注ぎ
特許を含め
現在の日本円で約350億円という
当時、欧州最大と言われた
巨万の富を築きました。
すごい
ビジネスマンですね。
で、亡くなったときに
注目されました
巨額遺産の行方は?
(ちなみにノーベル氏は独身でした。)
遺言書では遺族へ残す遺産は
遺産総額の5%にも満たず
残ったお金の使い方に関して
ノーベル賞の構想が
記載されていました。
そこには、
「残りの換金可能な私のすべての
財産をもって基金を創設し
その利子は毎年、
物理学、化学、生理学および医学
文学、平和の5つの分野で人類に
もっとも大きな貢献をなした人に
賞の形で与える」
なんと、
ノーベル賞の賞金は
ノーベル氏が残した遺産を
資産運用して賄っているのです。
ノーベル財団は原則として
寄付を受け入れていません。
なんとも運用益だけで
やってるなんてスゴイです。
ノーベル氏が亡くなって
120年経っていますが、
資産運用して賄うスタンスは
ずっと崩していません。
【運用方法は?】
ノーベル博士は自らの資産のほとんどを
「安全証券」に託し、
その利益でノーベル賞を設立するようにと
遺言書の中で細かく運用方法に関して
指示をしています。
当時の安全証券という「堅実な投資」の定義は
国債などでしたが、
時代の移り変わりと共に
現在は国債や不動産、
担保付ローンだけではなく様々な株にも
投資しているそうです。
気になる運用成績ですが、一時半分まで落ち込みましたが
80年代後半から一気に140%代に上昇。
2015年には237%という快挙を成し遂げてます。
この運用によって
賞金5賞、選考期間経費、
ノーベルウィーク経費、本部経費等を
捻出しているのです。
ノーベル博士の遺言により
インフレ調節後の目標リターンは
3~5%に設定しなさい。
と、あるそうなので
まあ、大きく増やすというより
守りながら増やすという
一番基本的なポートフォリオですね。
プロに運用はやはり有効なのかもしれませんね。
「人類に貢献する偉大な発明をした人物」に
贈られるノーベル賞。
これが、何年も継続できる秘訣は
ノーベル財団による「投資戦略」ありきなのは
間違い無いです。
ちまみにノーベル賞の賞金にも
税金はかかるのかな?
と気になるところです。
普通に考えて所得税なのかしら
思っていましたら
実はノーベル賞のための法律が
ありました。
所得税法9条は所得税を課さない
非課税所得について定めています。
法9条1項13号ホは
「ノーベル基金からノーベル賞として
交付される金品」
つまり、ノーベル賞の賞金は
この条文により非課税となります。
ただ、ノーベル経済学賞だけは
現在の日本の法律では課税対象らしいです。
賞によってもいろいろ
あるんですね。
また、勉強会でお会いしましょう。
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