土地収穫逓減の法則(とちしゅうかくていげんのほうそく)

地代の成立に関する考え方の一つである。

一定の土地から得られる収穫は、その土地に投下される労働・資本の量が増えるに従って増えるが、その場合、投下総量が一定限度を超えると、労働・資本の増加分1単位がもたらす収穫量の増加分は、次第に減少する。

この事実を土地収穫逓減の法則という。

この法則は地代成立の一つの論拠となっている。