マザーズ
東京証券取引所が1999年に創設したベンチャー企業のための新市場のことである。
今はグロース市場に変更された。
マザーズ市場は、その審査基準に「今後成長・拡大が期待される分野の事業」「新たな技術・着想にもとづく事業」を上場の対象とすることがうたわれており、赤字企業でも成長力を秘めていると認められれば上場が可能。
また会社設立後の経過年数についても基準がなく、申請から上場までの審査期間も短縮し、若く勢いのある企業を支援する体制を整えている。
一方で四半期の業績の開示、年2回以上の会社説明会開催を義務づけるなど、ディスクロージャー(情報開示)に関しては一部・二部以上に高い基準を設け、透明性の高い市場を目指している。