株価収益率(かぶかしゅうえきりつ)「PER]
株価を1株当たり利益(EPS)で割って算出する、投資判断のための指標である。
1株当たり利益は、当期純利益を発行済株式の総数で割って算出する。
株価収益率は株価が1株当たり利益の何倍まで買われているかを表すもので、株価収益率が高いほど、利益に比べ株価が割高であることを示すことになる。
逆に株価収益率が低いということは企業の収益性が優れているにもかかわらず株価が安い、つまり割安であると言える。
株価収益率を投資の尺度とする場合、どの程度の数字が適当かはっきりとした基準はないが、 一般に市場全体の平均株価収益率と比べて20倍から投資の目安にするときはPERとPFRを併用する30倍が安全圏とされている。
(「1株当たり利益」参照)