保護預かり(ほごあずかり)
証券会社が顧客から株券や債券などの有価証券を預かって保管すること。
盗難や紛失を防止すると同時に、売買のたびに株券を証券会社に持参する必要がない。
また保護預かり口座の残高照合表など必要な通知は随時証券会社から送付されるので、投資家にとっては非常に便利な制度である。
保護預かり口座の管理料金は年間3000円と決められていたが、1998年から自由化になり、顧客サービスの一環として管理料を無料としている証券会社もある。
また、証券会社を経由して、証券保管振替機構(ほふり)に委託することも可能。(「ほふり」参照)