値幅制限(ねはばせいげん)
株価が大幅に変動すると、市場が混乱するだけでなく投資家に対して大きな損害を与える可能性がある。
このような事態を避けるために、前日の終値を基準として1日の株価の変動幅(上げ幅、下げ幅)が制限されている。
これを「値幅制限」と呼び、制限値幅いっぱいまで上がることを「ストップ高」、逆に制限値幅の下限まで下がることを「ストップ安」と言う。
ただし、値幅制限によって売買の成立が妨げられ、投資家に不利益を与える事態も考えられるため、3日連続で売買がなくストップ高(ストップ安)となった銘柄については、翌日から値幅制限を2倍に拡大する措置が取られる。