兜町(かぶとちょう)
戦前から取引所のあった日本橋兜町は、日本の証券取引の中心的存在で、全国の商いが集中している。
この町にある東京証券取引所は、全国に6つある取引所の総商いの80%以上を占め、ニューヨークと並んで、世界でも有数の取引高を誇る。
この巨大なマーケットを、所在地から「兜町」と言う。
同様に世界の証券取引所も正式名称とは別に、所在地やニックネームで呼ばれることがある。
日本の証券取引所は地名で呼ばれることが多く、大阪証券取引所は「北浜」、名古屋証券取引所は「伊勢町」と呼ばれている。